2013年度 校長のごあいさつ

カンタベリー日本語補習校
校長 古川 明

古川校長 3月17日、午前10時少し前に、曇り空のカンタベリー国際飛行場に到着いたしました。私は、神奈川県横浜市から来ました。東京・成田からの飛行時間は11時間弱で、思いのほか、短く感じました。

到着は日曜日でしたが、松崎理事長様と教頭先生が迎えに来てくださいました。お目にかかるのは初めてで、私を見付けていただけるか不安でもありました。しかし、「古川」という大きな文字を見て、思わず手を振りました。

初めてニュージーランドへやって来た私に、多くのニュージーランドの人や、こちらに以前からお住まいになっている日本の方々に、とても優しく親切に対応していただきました。人に対する優しさや親切な心は、日本人が以前から美徳として身に付けてきた「良心」です。

今日、日本の子どもたちを取り巻く社会的風潮は、規範意識が低下し、自己中心的に物事を考えてしまうことが多いです。国際人として子どもを育てるための第一歩は、相手の行いやものの考えを理解しようとする気持ちが大切であるといわれています。自己本位的で、自己の考えのみを強く主張しても、国際社会の中では受け入れてもらえず、様々な課題解決を難しくします。

自らの考えを持ち、深めるためには、相手の意見や考えを最後までしっかり聞くことが大切です。そのことを通して、相手を深く理解するとともに、自分の気づかなかった考えや新たな課題を見付けることになり、多面的な考え方を学ぶことになります。集団で心と心を磨き合い、心豊かな子どもを育てるために、集団で学び合い、集団で高め合うところに学校教育の意義があります。

本校の教育目標は、「学び合う喜び、高め合う喜びを身に付けた、心豊かな児童・生徒の育成」であります。子どもたち一人ひとりの良さを認め、ほめ、励ましながら、集団教育を行う中で、日本の言語や文化、歴史、良き習慣などを学び、日本人としてのアイデンティティをしっかり身に付けさせていきたいと思っています。

今後ますます本校の教育推進に、ご支援、ご協力をお願い申しあげます。

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